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高齢者と口の機能

みなさん こんにちは!9月になっても暑いですね。

さて、最近読んだ歯科雑誌に面白い記事があったので紹介します。

人は歳と共に体力や口の機能に衰えが出てきますが、69歳以上の高齢者を対象に歯の喪失や機能を調べた研究があります。

これは大阪大学と岡山で開業されている八田昂大先生の発表によるものです。

 

一番後ろの奥歯がない方でそのまま放置している、あるいは部分入れ歯を使用している患者さんより、インプラント治療している方のほうが現在ある一番奥の臼歯(奥歯)を喪失を防ぐ事が示されました。

咬む力の衰えとか口腔乾燥、活舌の低下などの口腔機能の低下がある認知症でない人では、味覚検査で塩味が最も低下し、甘未と酸味は男性のほうが低下することがわかりました。

さらに口腔感覚が低い人は認知機能が低い事、認知機能が維持されるには残っている歯の数でなくどれだけ咬めるかが重要だそうです。


(八田先生の論文より引用)

オーラルフレイルを防ぎましょう

浜松市 中央区 の歯医者、大林歯科医院のブログページです。

こんにちは。9月に入ったとはいえ、まだまだ暑い日が続きます。

つい冷たいものやあっさりしたものばかり食べてしまいがちですが、しっかり食べて、しっかり休んで、夏の疲れを癒しましょう。

 「最近噛めないものが増えてきた」

 「飲み込むときにむせることがある」

 「しゃべりづらくなった気がする…」

そういった些細なお口の衰えを感じることはありませんか?

そのような衰えが重なっていくと、「オーラルフレイル」という、お口周りの筋力の衰えから始まる心身の機能低下につながっていきます。

食事がうまく摂れず、栄養不足に陥る。話しづらく人と話すのがおっくうになり、家にこもりがちになる。動かないので筋力が衰える…。そういった負の連鎖が起こってしまいます。

オーラルフレイルの主な原因には、

  1. 加齢による筋力低下
  2. 歯の本数の減少     などが挙げられます。

歯の数が少ないほど、フレイルや認知症、寝たきりになる確率があがります。

若いうちからしっかり歯のケアをし、歯科検診を受け、なるべくたくさんの歯を残すことはとても大切です

また、以下のような体操を行うことでお口周りの筋力低下を防ぎましょう。

【お口・舌の動きをスムーズにする体操】

◆パタカラ体操

パパパパパパパパ…カカカカカカカカ…と8回ずつを2セット行います。

パ → 唇をはじくように

タ → 舌の先を上前歯の裏につけるように

カ → 舌の奥を上顎の奥につけるように

ラ → 舌を丸めるように

このようにしっかり発音する」のがポイントです。

【飲み込む力をつける体操】

◆開口訓練

1回2セット、朝夕行いましょう。

①ゆっくり大きく口を開けて10秒そのままにする。(無理のない範囲で開けましょう)

②しっかり口を閉じて10秒そのままにする

◆ごっくん体操

①喉ぼとけに手を当ててつばを飲み込み、喉ぼとけが上がることを確認する

②喉に手を当てたまま顎を少し引き、つばを飲んで喉ぼとけを上げ、5秒そのまま保つ。(無理のない秒数で行いましょう)

③息を腹から一気にしっかり吐き出す。

適度な外出や運動をする、家族や友人とのおしゃべりを楽しむ、カラオケで歌う、柔らかいものばかりでなく、歯ごたえのあるものを食べる、など、日々の生活での積み重ねが何よりも大切です。

毎日を楽しみながらオーラルフレイルを防ぎましょう!

 

9月の医院からのお知らせ

浜松市 中央区 の歯医者、大林歯科医院のお知らせページです。

 

9月2日(土)・23日(土)・30日(土)午後休診します。

9月18日(月・敬老の日)
通常通り診療します

ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。

 

お盆の休み

みなさん こんにちは! 残暑が厳しいですね!体調はどうですか?お盆を挟んで台風の襲来。大雨と洪水、突風(静岡では竜巻も発生しました)そして猛暑ですね。テレビ報道によりますと、7月までの東京の猛暑日が過去の年より断トツに多いのだとか。被災された方、事後処理が大変な事と思います。浜松が今回災難を免れただけでいつわが身に降りかかるかとても不安に感じます。

それでという訳ではありませんが、医院のお盆休みに伊勢神宮に参拝をいたしました。伊勢には行ったことがあるのですが、お伊勢参りは実はこれが初めて。暑かったですが天気に恵まれ良い記念になりました。高速道路の大変な渋滞と観光地の人出でしたが、おかげ横丁のお店で松坂牛のお昼ごはんとその後広い境内を歩きました。また2日目は娘家族と共に奈良の春日大社にお参りしました。ご利益があるといいのですが・・・

もうもうバーベキュー

みなさん こんにちは!毎日暑いですね、熱中症になってませんか?台風6号がゆっくりゆっくり日本に近づいて西日本に大きな被害をもたらしています。地球温暖化の一つでしょうか、日本の気候が熱帯化、亜熱帯化して従来の雨風が強大化してますね。線状降水帯が表れると1~2か月分の雨量になってしまうらしいから恐ろしいです。

さてそんな台風接近のおり、静岡県保険医協会主催のレクレーションを兼ねた会員とその家族対象のバーベキューが開かれました。会場は例年おなじみの藤枝市にあるもうもうバーベキューです。

ここは「静岡育ち」というおいしい牛肉、地元野菜に生ビールと暑い夏にはうってつけのメニューです。少し離れたところにヤギ牧場があり、そこで獲れたミルクから作ったソフトクリームも激ウマです。

 

参加者が飲んで食べておなか一杯、ヤギ牧場に散歩に行った人たちも帰ったころ天気が急変し土砂降りになりました。ここで解散となり楽しいひと時が終わりとなりました。26人の参加者のだれも熱中症にならず元気に帰宅できてよかったです。屋根のある場所でのバーベキューはこんな時威力を発揮します。

 

 

これからお盆休みでみなさんもお出かけの機会があると思いますが、体調に心がけ楽しんでください。

8月の医院からのお知らせ

浜松市 中央区 の歯医者、大林歯科医院のお知らせページです。

 

8月11日(金)から13日(日)まで夏季休診とさせていただきます。

8月10日(木)通常通り診療します

ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。


医院からのお知らせ

8月25日(金曜日)は講習会の為、午後の診療は5時までとなります。

夏休みに多いお口のトラブル

浜松市 中央区 の歯医者、大林歯科医院のブログページです。

みなさんこんにちは。学生たちは長い夏休みに入り、楽しい日々を過ごしていることと思います。
 
 
特に夏休みの中高生に多いお口のトラブルとして、部活中にぶつかったり、転んだりして歯が折れたり、
抜けたりすることが挙げられます。このような時に有効な対処法をお伝えしたいと思います。
 

①折れたり抜けたりした箇所をなめたり、洗ったりしない。

神経に雑菌が入り込んで感染してしまいます。なるべくいじらないようにしましょう。
独断で消毒をすることもしないでください。
 

②取れてしまった歯を洗わない。

折れたり抜けたりした歯が口腔内から飛び出し、土などで汚れていることもありますが、水で洗わないでください
特に根から抜けた歯の根元には、歯の根元と歯肉の中の骨をつなぐために必要不可欠な「歯根膜」という薄い膜がついています。洗ってしまうと歯根膜に傷がついたり、取れてしまうことがあります
 
また歯を持つ際は、歯の根元を持たず、歯冠部を持つようにして、歯根膜に触れないようにします。歯根膜を守ると、歯を元通り使える可能性が上がります。折れた歯も折れた部分を持たないようにしましょう。
 

③取れた歯を適切に保存し、できるだけ30分以内に歯科に行く。

歯はできれば「歯牙の保存液」に浸して保存します。保存液がない場合は、牛乳や生理食塩水、それもなければお口の中に入れておくのも手です(飲み込まないように注意!
これらの中に浸し、とにかく乾燥させないようにして、できるだけ早く歯科を受診しましょう。歯牙の保存液はネットでも購入できますので、救急箱に備えておくとよいかもしれませんね。
 
また、外傷で歯がグラついたり、歯肉に歯がめり込んでしまうこともあります。これらも一見大丈夫そうに見えても、歯根膜に大きなダメージを負っている状態です。決して放置せず、なるべく早く歯科で適切な処置を受けてください。
 

お好み焼き

皆さんこんにちは!

梅雨明けが待ち遠しい季節ですね。雨の多い毎日でそれでいて気温は高いので蒸し蒸しする日が続きます。

先日自宅でお好み焼きを食べたくなって元になるパウダーと野菜を買ってきて作りました。

浜松には以前おいしい広島風お好み焼き屋さんが2軒ほどあったのですが、今は無くなってしまいました。

レシピの載ってる袋にはおたふくソースの写真があったのでてっきり広島風かと思ったのですが、できあがったら関西風でした。

見た目は今一つですが、味はまあまあでした。(自分で言うのもなんですが・・・)

次回機会があったら、麺とシーフードもいれて作ってみたいと思います。 

歯周病の恐ろしさ

浜松市 中央区 の歯医者、大林歯科医院のお知らせページです。

みなさんこんにちは。気温が上がり、ジメジメした季節になりました。食中毒の危険性がグッと上がりますので、注意しましょう!

 

「歯周病の症状」と聞いて、みなさんはどんなことを思い浮かべますか?

一般的なのは歯肉からの出血、歯が抜ける、歯がヌルヌルする、口臭…等ではないでしょうか。

このようなお口の中のトラブルが思い浮かぶ方がほとんどだと思いますが、実は歯周病は体全体の病気やトラブルにも深く関係していることが分かっています。

以下はその一例です。

心筋梗塞・動脈硬化・心内膜炎・糖尿病・誤嚥性肺炎・認知症・関節リウマチ・消化器系のがん・早産・低体重児出産・肥満 等

歯周病の原因は歯垢の中に含まれる細菌ですが、その菌が歯肉から体の中に入り込もうしてできるのが歯周ポケットです。その際に炎症が起こり、出血するのですね。

そしてその炎症によってできる毒性の物質が出血箇所から血管に入り込み、全身に回り、さまざまな場所でトラブルを引き起こしていきます

もちろん歯周病菌だけが原因ではなく、生活習慣や要注意因子がもともとあることもありますが、歯周病菌との相互作用で悪化のサイクルを形成していることが分かってきています。

簡単に例を挙げてみます。

【例 糖尿病】

①糖尿病のため高血糖になり、免疫が低下する→②口腔内の細菌が増え(歯周病が悪化)、細菌から出る毒素が増える→③毒素が血管から入り、インスリンの効果を阻害する→①に戻る

毎日の歯磨きでは歯周病菌の温床である歯石や細菌の膜であるバイオフィルムなどは除去することはできず、歯科での専門的なケアが必要となります。

成人の約8割は歯周病だと言われます。

むし歯などの症状がなくても定期的に歯科にお越しいただき、根本的な歯周病治療を受けてくださいね

7月の医院からのお知らせ

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7月1日(土曜日) 午後休診します。

どうぞよろしくお願いいたします。


医院からのお知らせ

・磯部加苗さんが新しくスタッフとして先月末から勤務することになりました。

・マイナンバーカードによる保険証確認を行っておりますが、従来の保険証でも受け付けています

 月初めはどちらかのご提示を必ずしてください。