2017年 4月 の投稿一覧

5月の医院からのお知らせ

5月2日(火)~11日(木)まで休診とさせていただきます。

5月18日(木)東陽中学の歯科検診となっております。

5月27日(土) 午前のみ診療します。

 

 

 

コイの秘密兵器

院長の大林です。

 

新緑の、青葉が目に眩しいこの頃、

お家のベランダや庭、渓谷にも大小様々な鯉のぼりが元気に泳いでいますね。

 

鯉は昔、「鯉が滝をのぼり、竜となって天に登った」という

言い伝えがあり、男の子には出世して立派になってほしいという願いや

意味が込められ、端午の節句に飾られるようになったと言われている

縁起の良い生き物です。

 

自然の中にいる鯉はシジミやタニシを好んで食べるようなのですが、

パクパクさせている口の中にそんな硬いものを食べられるような歯は

見えません。

 

実は、鯉には喉の奥に「咽頭歯(いんとうし)」という歯が生えています。

その咽頭歯を使って貝殻を噛み砕き、砕いた殻はエラから吐き出される

仕組みになっているのです。

 

鯉のエサは水の中で柔らかくなるから歯がなくても食べられるというのは

間違いで、ちゃんと秘密兵器を持っていたんですね。

 

やはり、歯がなければ食べたいものも我慢しなくてはいけません。

 

そうならないように、定期的に歯医者さんで診てもらうことはとても大切です。

そして、普段からお口のケアはしっかりしていきましょう。

院長 大林

 

縄文人の歯

縄文人の歯のゲノム配列の研究から、現代人の祖先がアフリカからユーラシアに移り住ん時、最も古い系統であったそうです。その遺伝子は中国とその近隣地域では絶滅していて日本にのみ残されているようです。縄文時代は比較的争いの少ない平和な時代と言われ、日本人にも争いを好まない血が色濃く残っています。

歯の解析結果から、これまでの常識を覆し、縄文人は中国、朝鮮からとは別の道で日本に渡ってきた人々であったと推察されています。あるいはか弱かったために日本に逃げ延びて生きながらえた人たちかもしれません。

日本の古代人のDNAは世界のどの民族とも違うというアイデンティティには、ロマンをかき立てられます。

 

    (作家・朝倉美津子氏による)

 

みなさん こんにちは!

唐突にも縄文人の歯の話から始まりました。みなさんお元気ですか?今年の桜の開花は、寒い日が続いたせいか

例年より8日も遅いそうですが、やっと咲いてくれました。これが咲くとやはり春を実感しますね。これから日増しに暖かくなっていくことでしょう。

 

 

自宅前に咲いた桜

 

 

 

診療所前のお宅の庭に咲いたチューリップ

 

 

花粉症とお口の乾燥

院長の大林です。 

 

少しずつ暖かくなってきましたが、花粉症の方には毎日つらい時期ですね。 

 

この花粉症は目のかゆみ、くしゃみや鼻水など、目や鼻の症状がつらいだけでなく、

お口に思わぬ悪影響を及ぼすことがあります。 

 

たとえば、花粉症で鼻づまりになると口呼吸が多くなり、 

口内が乾燥しやすくなります。 

また、花粉症のお薬には副作用として唾液の分泌を抑えてしまうものもあります。 

 

乾燥で口の中がネバネバする、乾いた食べ物が食べづらいなど、 

お口の乾燥が3か月以上続く場合には「ドライマウス」(口腔乾燥症)と 

診断されることもあります。 

 

唾液にはお口の中の細菌の繁殖を抑えるとともに、

むし歯になりかけた歯を修復する役割があります。 

唾液が少なくなると、自身で口内を浄化・修復する力が失われてしまい、 

細菌によって引き起こされるお口のトラブル(虫歯や歯周病など)の 

リスクが高くなります。 

 

お口の乾燥を防ぐには、うがいの回数を増やしたり、 

こまめに水分補給をして潤いを保つ事が大切です。 

また、食事以外にもキシリトールの入ったガムを食べるようにするなど、

咀嚼(そしゃく)の時間を増やして唾液の分泌をうながす事も効果的です。 

 

セルフケアで改善しない場合には、お気兼ねなくご相談ください。

院長 大林

4月の医院からのお知らせ

4月8日(土)午後休診します
4月29日(土)昭和の日 診療いたします
5月2日(火)~5月11日(木)は研修のため休診します

 

 
歯科衛生士の加藤佳美さんが4月から午前中勤務することになりました!