2021年 4月 の投稿一覧

最近の治療から(入れ歯編)

みなさん こんにちは!

今日は、部分入れ歯についてのお話です。
患者さんは80歳代女性の方で、以前に当院で入れ歯を入れましたが顎が減ってきて入れ歯が合わなくなりました。

前の入れ歯でできた傷(入れ歯による口内炎)で痛みを訴えておられました。

何度か痛む個所の入れ歯を調整いたしましたが改善が見込まれず、入れ歯を新しくしました。

入れ歯は歯にかける金属の留め金なしのノンクラスプ部分入れ歯です。

 

口内炎がなおり、快適に食事できるようになりました。

いつも行くパン屋さん

みなさん こんにちは! 桜ももう葉桜になり、4月とは言え初夏の陽気になってますね。今日などは5月下旬の温かさ、25℃以上の夏日を迎えている地域もあります。

コロナは変異株が主流になりつつあるために、急速に感染拡大や重症化が起こりさらに深刻さを増してますね。首都圏や関西では緊急事態宣言がまた出されようとしてますし、飲食店や旅行業者の人には厳しいですね。

大阪ではベッドの占有率が100%をこえたところもあり、病気にならないよう普段にもまして健康管理が重要になりますね。

さて 浜松市南区にあるパン屋さん「サンゴタルド」さんは僕が良く行くお店です。

家族で経営していていつも焼き立てのパンを準備してくれています。

デパートなどのパン屋さんに負けないおいしさですが、お財布にやさしいところがありがたいです。

大人のむし歯「二次むし歯」とは?

こんにちは。大林歯科医院  院長の大林です。

日中はだいぶ暖かくなり、窓を開けていると気持ちいい風が入ってくるようになりましたね。

大人が歯を失う原因の7割を占めているのが「歯周病」と「むし歯」です。

子供の頃むし歯で通院したことがある人は多いと思いますが、大人になってからのむし歯は昔治療をしたところが再度むし歯になってしまう「二次むし歯が多くなります。

二次むし歯とはどういうものか簡単に説明すると…

一度むし歯治療を受けた歯は大きく削られ、弱く細菌感染しやすい象牙質が露出しています。

そこに補綴物(つめものやかぶせもの)を装着して保護しているのですが、実はこの補綴物は永久的にむし歯から守ってくれるものではありません

  • 補綴物と歯のわずかな隙間から細菌が入り込む
  • 接着しているセメントが年月を経て溶け出して隙間ができる
  • 補綴物自体の経年劣化

などの理由でまたむし歯になってしまうことがあります。これが「二次むし歯」です。
(特に保険適用で作成した補綴物の場合これらが起きやすくなります。)

では、子供の頃は「削ってつめる」で済んだむし歯が大人になるとどうして「歯を失う」ことになってしまうのでしょうか?

それは「二次むし歯である」ということに原因があります。

一度大きく削られているところに再度治療をするため、今度は神経まで達したむし歯になってしまっていることが多く、抜歯せざるを得ないことが多くなってしまうのです。

二次むし歯にさせないためには…

  • 毎日歯みがきやフロスなどでしっかりセルフケアをしましょう
    歯と補綴物の間に歯垢(細菌)を残さないように!

  • 二次むし歯になりにくい補綴物を選びましょう
    プラスチックや銀歯の補綴物は保険治療が適用され、安価で済むことが利点ですが、その反面、隙間ができるなどの劣化が起きやすく、また歯垢がつきやすい素材です。

    自費診療にはなりますが、セラミックなど隙間が出来にくく、歯垢がつきにくい素材もありますので、検討してみることもおすすめです。

  • 定期検診を受ける
    二次むし歯は補綴物の下に隠れて見つけづらいもの。歯科医院で定期検診を受け、歯石やバイオフィルムなどの汚れを取り除くケアを受けるようにしましょう。

歯の何でも電話相談

みなさん こんにちは!  コロナ騒ぎでうんざりされている方もいる事と思いますが、いかがお過ごしですか?

緊急事態宣言解除されたのちも(解除のせいもあるように言われてますが)感染者数、重症者数が軒並み右肩上がりに増え続け首都圏、関西、中京その他地方都市でも医療破綻、もしくはそれに近い状況であり深刻さは増すばかりです。

先進国の中では後手に回ったワクチン接種が1日でも早く全国民に行き渡ったらと切望します。そう言う私どもにもワクチン接種の具体的計画は知らされていません。

さて、本日は「よいは」の語呂合わせで歯の無料電話相談を行いました。

歯の悩み無料相談の記事

歯のなんでも電話相談

毎年この時期恒例になって、東海4県で同じ日に行っています。静岡県は静岡の保険協会事務所でした。

駅の看板「静岡」

静岡県保険医協会看板

歯科医師が延べ6人事務所に詰めていて電話相談にのりました。新聞やwebで知った県内外遠くは関西からも電話をいただきました。私が担当した方は40歳代~90歳代で入れ歯、インプラント、乳歯のむし歯、歯科治療方法に関するものなどでした。

みなさん、主治医の先生に言えない事、不安に思う事など言っていく先がない事を中心に訴えておられました。自分も日常臨床に携わる者として勉強になりましたし、本音が聞けたという意味で充実感がありました。