2022年 1月 の投稿一覧

噛むことは健康のもと

みなさんこんにちは!

今回は噛むことについて書いてみます。

食べ物を口に入れてからのどに運ぶまでを、咀嚼と言います。
それに必要な器官はあごの骨、舌、唇とそれを動かす筋肉、唾液腺などです。

新潟大学の山村健介教授によると、弥生時代の食事は約4000回噛んで終わるまでに1時間近く必要であったのに、現代では10分程度、620回の咀嚼で済むことから、現代食がいかに柔らかいかがわかります。

胃液や膵液などの消化液は、摂取後、咀嚼しているときにも分泌されます。食物が消化吸収される前に血糖値が上昇しますが、これが満腹感をもたらし食べすぎを防ぎます。よく噛むと肥満予防に効果があるのはこのためです。よく噛んで食事を楽しむ習慣をつけましょう。

2月の医院からのお知らせ

診療スケジュールのご案内

祝日は通常診療していますが、2月は以下のように休診致します。

2月 11日(金) 建国記念日は、研修のため午後休診
2月23日(水) 天皇誕生日は、都合により休診

木曜・日曜は休診となっております。
どうぞよろしくお願いいたします。

歯を失うことと噛む力

こんにちは。大林歯科医院  院長の大林です。

みなさんはリンゴを手でつぶすことはできますか? おそらく大半の方は無理だと思いますが、歯が健康であれば丸かじりはできますよね

リンゴを手でつぶすとき、およそ70~80kgの力が必要だそうです。 成人男性の平均的な握力は40~50kgほどなので、人間にとってはかなり大きな力が必要だということがわかりますね。

握りつぶすのとは単純に比較はできませんが、人間はリンゴをガブリと丸かじりできるほどしっかり噛む力を持っているのです。

人間が思い切り噛んだ時の力は、体重に比例していると言われます。 体重40kgなら40kg。60kgなら60kgほど、ということですね。

噛む力は年齢や日頃の軟らかいものばかり食べているといった食生活だけではなく、口腔内の状態によっても大きく変化します。
むし歯歯周病などで歯を失った場合、例えば奥歯を失った場合はそれがたとえ1本だけだとしても2~4割ほど低下すると言われています。

4割噛む力が低下したら…食べられるものも減り、健康な生活に影響が出ることは想像に難くないですね。前歯を1本失ってしまっただけでもリンゴを丸かじりできなくなるかもしれません。


万が一歯を失ってしまった場合、食べることに関してだけではなく、体全体の健康状態や認知症、生活習慣病等、さまざまなことへの影響が懸念されます。決してそのままにせず、必ず歯科で適切な処置を受けてください。

たとえば入れ歯を入れたとしても、もともとのご自身の歯の噛む力には遠く及びません。 日頃から歯磨きをしっかりと行い、定期的に歯科検診でお口の健康状態のチェックを受け、むし歯や歯周病早期治療を心がけましょう。

コロナワクチンブースター接種

前回のブログより前の出来事ですが、年末にコロナワクチンの3回目の接種をしてもらいました。医療従事者の先行接種という事で案内をいただき、市内の施設の一角でやりました。

第6波の勢い、これはオミクロン株の感染力の強さによるものですが、侮れず またもやまん延防止等重点措置は多くの都府県で発令され悲しいです。我々の生活、教育、文化活動に深刻な影響があり、1日も早い終息を願います。

さて、それよりさらに前、第5波が収束に向かい始めたころに忘年会を開きました。お店もコロナに対応して客同士のテーブルを離してくれていて、安心でした。

謹賀新年

皆様 明けましておめでとうございます。

年末年始をいかがお過ごしになりましたか?

年末にはせっかくコロナの感染者数も減り、収束に向かうかと胸をなでおろすのも束の間新型オミクロン株の出現により世の中に混乱が生じています。

年が明けて初めてのオミクロン株感染者が見つかってからあっという間に全国に波及し昨年9月以来という増加をみせています。

専門家はこれが第6波と断言してます。

旅行も飲食、イベントもまた自粛ということになりそうでやりきれない気持ちですね。

生活や学業に影響を受ける方々のお気持ちはいかばかりでしょう。早く何とかなればといつもながら思います。

さて、そんなコロナをよそに年末年始は信州にくつろぎに行ってきました。

この冬は何年かぶりの大雪で北国はひどい雪、スキー場にも正月としてはどこでも滑ることが可能でした。

写真は白馬五竜スキー場と泊まったペンションです。

窓の外には長いつらら