みなさんこんにちは!
今回は噛むことについて書いてみます。
食べ物を口に入れてからのどに運ぶまでを、咀嚼と言います。
それに必要な器官はあごの骨、舌、唇とそれを動かす筋肉、唾液腺などです。
新潟大学の山村健介教授によると、弥生時代の食事は約4000回噛んで終わるまでに1時間近く必要であったのに、現代では10分程度、620回の咀嚼で済むことから、現代食がいかに柔らかいかがわかります。
胃液や膵液などの消化液は、摂取後、咀嚼しているときにも分泌されます。食物が消化吸収される前に血糖値が上昇しますが、これが満腹感をもたらし食べすぎを防ぎます。よく噛むと肥満予防に効果があるのはこのためです。よく噛んで食事を楽しむ習慣をつけましょう。