最近の診療から(インプラント編)

みなさん こんにちは!

今年は例年より桜が早く咲きそうで本来ならお花見にウキウキとしている方も多いはずですが、今年ばかりはコロナウイルスのせいで自粛を余儀なくされていますね。

こんなご時世にあっても桜は変わらず美しい花を咲かせてくれるでしょう。遠くから眺めて癒されることにしましょう。

さて、本日はインプラント治療についてご覧いただこうかと思います。

患者さんは50歳代の女性で、むし歯の治療を希望されて来院。

左右下顎の奥歯がむし歯や歯周病に酷く冒され歯を抜かなければいけない状況でした。

治療前

抜いた後の処置として入れ歯が第一選択でしたが、患者さんの希望として取り外しでないものをとの事でした。そこでインプラントを提案させていただいてその治療方針となりました。

下顎の保存できない歯を抜いた後、骨ができて傷が再生するのを待ってから左右奥にインプラント埋入。

インプラント埋入直後

その後インプラント周囲に骨ができて固まるまで、3~4か月経過観察の後インプラントの上部に、上部構造体すなわちジルコニアをネジで装着しました。

顔貌の改善と咀嚼(噛んで飲み込む事)が回復できました。歯を抜いてからの所用期間およそ8か月です。

治療後