歯の治療はどうして時間がかかるの?
カゼにかかって病院にいくと、ドクターが診断して薬を出してくれます。このとき病院にいく回数は基本1回。治ってしまえば、もう病院へはいきません。同じように、皮膚科、小児科、耳鼻科などでも、大きな病気や慢性的な病気でないかぎりは、何度も通院することはありません。
しかし、歯の治療はどんなに小さな症状でも、大抵の場合何度か通院しなければなりません。さまざまな理由があって治療期間が長くなってしまうのですが、とはいえ皆さんが「いつまで治療が続くのかなあ」と疑問に思われるのはもっともなことだと思います。
そこでわたしたちは、皆さんの疑問を解決できるよう、まず皆さんに「治療の全体像を」下記のような図を用いてご説明しています。また、毎回の治療でも、どの段階の処置を行っているか詳しく解説し、おおよその治療の期間を分かっていただけるようにしています。
もちろん、お口の状態によって治療回数が前後することはありますが、そういった点も含め、できるかぎり治療内容をオープンにして、疑問の無い「透明性」の高い治療を心がけています。