口臭について

みなさん こんにちは! 今日は口臭についてお話します。口臭を気にされている方は意外と多いものです。

口臭は大きく「生理的口臭」と「病的口臭」に区別されます。前者はだれにでも起こる日常生活での口臭で、病的口臭は口の病気による口臭と、全身の病気による口臭があります。90%は口の中に原因があります。朝起きた時のが口臭が最も強く、唾液の分泌が多いときは減ります。口臭は食べ物やお酒、ホルモンや年齢も関係します。匂いの強いものを食べたあとは口臭が強いですが、これは口の中に残った食べかすが匂う場合と、消化吸収されて肺から出てくる場合があります。飲酒後も同じです。あと女性ホルモンや、加齢も影響します。

口臭の原因は揮発性のガスで「硫化水素」(卵が腐った匂い)、「メチルメルカプタン」(血なまぐさい匂い)、「ジメチルサルファイド」(生ごみの匂い)が主なものです。タンパク質分解により発生し、多くは舌苔として舌についています。歯磨きとともに舌ブラシを用いて1日1回舌清掃することと、気になるようであればうがい薬やスプレーも有効です。